2011年10月11日

ラジクエ2011@神戸の報告 「災害の記憶 記憶のリレー」

こんにちは、コアメンバーの橋詰です。特別企画の「ラジクエ2011、FMハムスターバージョン」をお送りしました。

土屋ゼミ3年生のメンバーと、愛知淑徳大学2年生のみなさんと一緒に8月11日、12日の2日間、兵庫県神戸市で「ラジクエ2011」という、ワークショップを行ってきました。「ラジクエ」とは、地図とICレコーダーを手に、町を探索しながらそこに住む人々の声を拾い上げラジオ番組を制作、さらに実際にコミュニティラジオでの放送することを通じて、地域の人々の声や思いを共有していくワークショップです。初めて会う人へのインタビューや編集作業、ラジオ台本制作を通じ、ラジオという音だけのメディアでどうやって情報や人の気持ちを伝えるかを考える中で、自分たちのメディアリテラシーを実践的に伸ばしていくことも目的としています。

神戸ではFMわいわいで放送させていただいたのですが、今回は改めてその活動報告をFMハムスターで行いました。

DSCF7453.jpg今回流した曲は次の通りです。
1.福笑い/高橋優
2.ガッツだぜ/ウルフルズ
3.ええねん/ウルフルズ
4.白昼夢/UVERworld
5.MONDO PIECE/UVERworld

選曲は「元気」がテーマです。コアメンバーがこの曲を聞いたら元気が出る、頑張ろうと思えるという、曲を用意してきました。

今回の「ラジクエ2011」のテーマは「災害の記憶 記憶のリレー」でした。3月の東日本大震災を受け、過去に起きた災害の記憶を、地域を超えて共有することを目的に行いました。実際に僕たちが、ラジクエで取材を行ってきた場所は「兵庫県神戸市長田区南エリアの商店街」です。

そこで行ってきたインタビュー等の活動報告をコアメンバーが紹介しました。主に当時の被害状況、今後僕たちが知っておくべきこと等についてインタビューを行いました。

・秋田君「長田区の商店街の会長さん」
家族の集合場所の確認の重要性について、その時々の臨機応変な行動の必要性
・村上君「お茶の味萬さん、というお茶屋さん」
人との繋がり、復興に対する考え方について
・井上君、橋詰「鶏肉の西村屋さん」
人に対する思いやり、災害時は知識云々の前に気持ちの面で人と繋がることの大切さ

DSCF7429.jpgインタビュー内容も番組内で流したので当事者の生の声も聞けます。また神戸で行なったラジクエは兵庫県神戸市長田区にある「FMわいわい」という、コミュニティーFMで30分間、取材してきたを人々の声を流したり、自分達の考えについて話をしてきました。こちらはUstreamでも流されたのでぜひ見てください。

広島経済大学と愛知淑徳大学の学生が聞いた「震災、復興から伝えたい長田の心」ラジクエ! http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=1285

このFMハムスターの放送地域である広島の安佐南区の人たちにも、神戸の長田区の人たちの思い、僕たちが感じてきたことを伝えたい!!そんなことを、僕たちコアメンバーは考えたので、今回のオープンサウンドコミュニティーでも「ラジクエ2011」の内容をお話ししていきました。

皆さんも改めてこのような事について考えてみてはどうでしょうか?

オンエアは10月10日(月)10時〜11時と10月13日(木)10時〜11時です。
posted by 土屋ゼミ at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別企画! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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