
こんにちは。OSC2年コアメンバーの瀧口大樹です。今回は普段のように仮面ライダーのことは話しておりません。今年の2月に同じコアメンバーの橋國君と僕と土屋先生とで「Bridge! Media 311」プロジェクトに参加し、東北大震災の被害を受けた宮城県仙台市、石巻市に行ってきました。2泊3日という短い期間ではありましたが、僕達が学んできたことを、ラジオでお話させてもらっています。

今回は仮面ライダーの曲の中で「元気がもらえる曲」をピックアップして流しています。
1.Stay the Ride Alive(GACT)
2.Circle of life(Crimson Fang)
3.SAMURAI STRONG STYLE(綾小路翔VSマーティー・フリードマン)
4.手をつなごう〜マツケン×仮面ライダーサンバ〜(松平健feat.火野映司&アンク)
今回は宮城県仙台市と、石巻市に行かせていただきましたが、僕が1番行きたかった石巻市にある石ノ森萬画館に行くことができました。石ノ森萬画館は、石ノ森章太郎さんが数多くこの世に残した作品の絵や人形などが展示してあるところです。しかし、石巻市はまだまだ震災の爪あとが残っており、海に近い石ノ森萬画館も津波の被害を受けました。記念館としての機能は完全停止しており、中が少し覗けましたが、閉館したような館内でとても寂しい気持ちになりました。

しかし、そこには多くのファンが残したメッセージがありました。石ノ森萬画館の玄関に飾ってあるメッセージ。そこには、‘あの人’も力強いメッセージを残していました。誰なのかは、ラジオを聞いてみてくださいね。そしてそこでは、宮城県のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」の力強い絵も見ることができました。
今回は「Bridge! Media 311」という、「自分達がメディアを使って架け橋となる」というプロジェクトに参加したことで、東北大学、新潟大学、愛知淑徳大学の先輩方と交流もさせていただき、それぞれが抱いている震災とメディアの関係についての意見交換もすることができて、僕としてはとても有意義な時間を過ごすことができました。
震災から約1年経っていますが、震災の爪あとは大きく残っています。まだ処理しきれていない瓦礫の山や、津波で流された多くの畳、曲がったままの木々、何もなくなってしまった更地、壊れた民家など、目を疑う光景が広がっていました。テレビで見るのとは違うリアルな景色に、胸が痛くなるような思いでした。


また、僕達は仮設住宅のほうにも行かせていただきました。そこで、散歩中の1人のおじいさんにお話を伺うことができました。お話の内容はラジオで話していますが、やはり現地の方々の抱いてらっしゃる思いというのは、自分達の想像していたものとは違っていました。僕達がやってきたことは本当に小さなことだと痛感しました。
ボランティアの取り組みについて「他にも支援をしてもらいたいのに、自分達が満足して帰っていくと思えたことがあった」「1年経ったがまだ何も変わっていない」との率直な思いを聞き、僕達の支援が、自己満足にすぎないこともある、というのが1番悲しかったです。

石巻市を案内してくださった方の中の1人が津波で家を流されたという方でした。そんな中自分達に真実を語ってくださいました。震災当日の出来事を聞いていると、本当に苦しいものだったのだと思いました。「みんな必死で水と食料を、泥の中から探している。何が起こっているのか分からなかった」。震災当日の出来事を聞いていると、本当に苦しいものだったのだと思いました。
石巻ボランティアセンターでもお話をお伺いしました。ボランティアについてのことや、避難場所でのことや、支援物資のことについても聞きました。やはりこちらも、自分達の想像していたものとは違い、意外な答えが返ってきたりもしました。

こうやって、様々な方にお話をお伺いすることによって、現地の方々の思いを知ることができ、自分達がこれからなにをやっていくべきか、震災とどう向き合っていくかを考えるきっかけになりました。実際に行ってみないと分からないことはたくさんあり、現地の状況を生で見ることによって、自分たちの考えが変わっていったので、今回行った事は、僕の中で大きな意味を持ったと思います。
今回のWAVE OF RIDER♪♪では僕達が宮城県で学んだ事をたくさん話しているので、是非聞いていただいたらと思います。
OA日は5月28日(月)、31日(木)(再放送)です。それでは。